出版社内容情報
欧州アイデンティティーの形成、仏独若いのプロセス、英仏独関係、フランスの欧州政策など今日的テーマを軸に、第一人者がダイナミックな歴史を叙述する。
内容説明
欧州アイデンティティーの形成、仏独和解のプロセス、英仏独関係、フランスの欧州政策など今日的テーマを軸に、第一人者が統合のダイナミックな歴史を叙述する。
目次
第1章 二〇世紀におけるヨーロッパ・アイデンティティーの形成(アイデンティティー、意識、感情;アイデンティティーと意識の間の不連続性 ほか)
第2章 フランスとヨーロッパ建設―連続と変化(フランスのヨーロッパ躁鬱病;フランスのジレンマ―主権尊重と影響力低下か影響力重視と主権低下か ほか)
第3章 フランス経済近代化とヨーロッパ統合(一九四五~二〇〇二年)(フランスの近代化とヨーロッパ建設―現実に先立つ構想(一九四五~一九五七年)
共同市場、成長、フランスの近代化(一九五八~一九七四年) ほか)
第4章 仏独和解とヨーロッパ建設(「他者」イメージの変遷;協調から和解へ―政治的意思と政治的主意主義 ほか)
第5章 ヨーロッパ建設における英仏独トリアーデ(不可能なトリアーデ(一八七一~一九七二年)
困難なトリアーデ(一九七二~一九九二年) ほか)
著者等紹介
広田功[ヒロタイサオ]
1944年愛知県生まれ。1974年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位所得退学。現在、東京大学大学院経済学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。