内容説明
世界のダイナミズムを理論的に解明。安全保障論とならび重要性を増す研究分野を紹介。
目次
国際政治経済論とは
第1部 国際政治経済論の系譜(リアリズム・リベラリズム論争;構成主義・世界政体論の台頭―観念的要素の(再)導入
従属論の挑戦と世界システム論の展開
国内政治の再検討)
第2部 国際政治経済論の争点(国際貿易―WTO形成の国際政治経済分析;国際金融―国際通貨制度と為替政策の決定要因;国際資本移動―国際資本移動と国内政治;二国間交渉 ほか)
著者等紹介
河野勝[コウノマサル]
1962年生まれ。スタンフォード大学大学院博士課程修了。Ph.D.(政治学)。早稲田大学政治経済学部教授
竹中治堅[タケナカハルカタ]
1971年生まれ。スタンフォード大学大学院博士課程修了。Ph.D.(政治学)。政策研究大学院大学助教授
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感想・レビュー
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がっち
3
入門書としてはよいのではないか。まとまりはないが、面白くはある。国際貿易や国際金融、あるいは地域統合など、広く浅くブラッシュアップされるので、1読の価値はあるのかもしれない。しかし、これに興味をもったら、つぎは深くつきすすめて欲しいかな。2013/05/22
mas82
0
大学に入ってから無意味に経済学を敬遠していたため、国際政治経済論も無視していたが、大学院に行くにあたってせめて入門書でもと読んでみた。一日で読める内容だけども、やっぱり国際政治経済論も政治学という大きなジャンルの派生にすぎず、安全保障論と同じく軸が少々ぶれている、重複している学問だなーって感じ。というか、別にこんな学問作らなくっても政治学一本で網羅できるのじゃないかしらとは思った。2015/02/24
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