出版社内容情報
グローバリゼイションの波の中で、安全な食料供給、地域環境、国土保全をどうするのか。「地域資源」活用の条件とその管理主体の再構築を軸に考察する。
内容説明
水は誰のものか。グローバリゼーションの激流にあって、安全な食料供給、地域環境、国土保全にとって農業に何が問われているか。「地域資源」活用の条件と管理主体の再構築を軸に考察する。
目次
第1章 問題の所在
第2章 農業の近代化過程とその障害―水利慣行と零細分散錯圃
第3章 集落の変貌と地域資源管理論の登場
第4章 農地の集団的管理―集落営農の本質と実態
第5章 担い手不在地域における農地の「公的」管理―アンケート結果分析
第6章 地域資源管理の主体形成―新しい日本型システムの構築にむけて
著者等紹介
長浜健一郎[ナガハマケンイチロウ]
1959年鹿児島県生まれ。東京農工大学大学院博士課程中途退学。現在、財団法人農政調査委員会主任研究員。博士(農学)
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