出版社内容情報
いま構築されるべき社会経済システムとはなにか。旧体制の崩壊から市場優先の資本主義の限界、グローバリズムの欠陥を捉え、世界をにらんだ日本の社会経済論。
目次
社会システムと経済システムの関係―その存在論的接近
ソ連・東欧型「社会主義経済体制」の崩壊と社会経済システム
「配分」本位の社会経済システムの構造
「福祉」の社会経済システム
宗教と制度の社会経済システム
トータル・システムにおける「社会経済」の定位―K.E.ボールディングの所説を通して
「地下経済」の社会経済的構造
「社会的経済」とネオ・コーポラティズム
貨幣と情報の社会経済システム
日本型社会経済システムと中小企業
アジア型社会経済システムと「貧困問題」
「循環」本位の社会経済システムの提唱
現代の社会経済システムと「持続可能な発展」
「情報化」は「持続可能な発展」にどこまで有効か
著者等紹介
武井昭[タケイアキラ]
高崎経済大学経済学部教授・高崎経済大学附属産業研究所所長。1942年大阪市生まれ。69年早稲田大学大学院修士課程修了、その後、高崎経済大学助手、専任講師、を経て、84年に教授、現在に至る。専門は社会経済学、サービス経済論、中小企業論、福祉経済論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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