日本の近代化と経済学―ボン大学講義

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818814431
  • NDC分類 331.21
  • Cコード C1033

出版社内容情報

日本の近代化にとって経済学はいかなる役割を果たしたか。欧米経済学受容、国策としての経済学の制度化と経済学の市民権獲得など福沢諭吉、田口卯吉らの思想を交えて論じる。,

内容説明

日本の近代化にとって経済学はいかなる役割を果たしたか。「国策としての学」から経済学を解放しようとした田口卯吉、河上肇らの思想を交え、新しい日本経済学史像を提示する。

目次

第1部 ボン大学講義(日本の近代化と経済学;書評 テッサ・モーリス=鈴木/藤井隆至訳『日本の経済思想―江戸期から現代まで―』)
第2部 学問における制度と人(明治末期の戸田海市と「京都経済学」;講演 戸田海市と河上肇―京都大学における経済学興隆の頃;講演 住谷悦治先生と河上肇―その出会い;書評 塩田庄兵衛『河上肇』とG・L・バーンスタイン/清水靖久・千本秀樹・桂川光正訳『河上肇―日本的マルクス主義者の肖像―』)

著者等紹介

松野尾裕[マツノオヒロシ]
1956年東京都に生まれる。1988年立教大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、愛媛大学教授。博士(経済学)。専攻は経済思想史
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