内容説明
都市化の進展とともに在来産業はどのように対応し、いかなる発展を遂げたか。小規模ながらも都市の発展を支えた事実を実証的に解明する。
目次
第1部 大都市の動向(近代日本の都市「小経営」―『東京市市勢調査』を素材として;明治期東京における電気供給システムの形成―東京電灯株式会社を中心として;大都市中小工業の組織化―輸出メリヤス業の工業組合;都市化と貨物自動車輸送―戦間期の蔬菜輸送を中心に;両大戦間期都市失業対策の展開―失業保険、失業共済制度を中心に)
第2部 地方の展開(酒造業の数量史―明治~昭和初期;経済発展と地域―広島市とその周辺;地域産業と商品陳列所の活動;戦時期日本の地方工業化とその帰結―機械工業を中心に)
著者等紹介
中村隆英[ナカムラタカフサ]
1925年生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学教養学部、お茶の水女子大学、東洋英和女学院大学教授を歴任。東京大学名誉教授
藤井信幸[フジイノブユキ]
1956年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(経済学)。現在東洋大学経済学部教授
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- GQ JAPAN 2014 10月号