出版社内容情報
エネルギーや食料・環境問題に光をあて、市場原理を軸にしたグローバリゼイションでは捉えきれない地球規模の課題を検討する。
内容説明
グローバル化が進むなか相互に絡み合うエネルギー・食料・環境問題。
目次
第1部 世界経済の構造変化と地球的問題群(グローバル経済化と地球的問題群―金融・資源・環境が絡む危機の構造;世界経済の構造変化に取り残される産油国)
第2部 「環境の世紀」のエネルギー問題(日本の石油戦略;欧州の「脱石油」政策に何を学ぶ;中国の市場経済化とエネルギー構造転換)
第3部 グローバル化のなかの食料・農業問題(国際的視点から見た食料問題;食の多様性と農業の展開方向;穀物輸出と国家貿易企業―カナダとオーストラリア)
第4部 成長・環境・文化(経済発展と環境問題;持続可能な発展のための教育―その起源、理念および現状;気候変動防止のための国際制度の形成)
著者等紹介
唐沢敬[カラサワケイ]
1935年生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業(経済学博士)。現在、東京国際大学教授、立命館大学名誉教授(世界経済論、資源環境経済論)
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