出版社内容情報
首都はどこへ行く。\百花繚乱の議論を整理・検討し、問題点と今後の展開を明らかにして、あるべき首都の有り様を考える。
内容説明
本書は、六〇年代から今日までの首都移転をめぐる政治、行政面の対応と議論を整理、分析し、首都移転論の性格と問題点を明らかにしようとするものである。
目次
第1章 首都移転論の形成と建設省構想―六〇年代の議論と構想
第2章 首都移転推進勢力の形成と国土官僚の対応
第3章 首都移転推進勢力の攻勢と国会等移転調査会
第4章 国会等移転法改正と国会等移転審議会の設置
第5章 国会等移転審議会の移転先候補地決定過程と首都移転論
第6章 国会の移転先選定過程と首都移転論
終章 首都移転論の検討
著者等紹介
大坂健[オオサカタケシ]
1947年生まれ。1973年立教大学大学院経済学研究科修士課程修了。埼玉県社会経済総合調査会調査研究員、東京市政調査会研究員、愛知大学経済学部助教授を経て、現在、国学院大学経済学部教授。博士(経済学)
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