内容説明
本書のペティ・カンティロン研究は、重厚かつ精細なものでありこの両先人の理論的個別研究として研究史に重要な位置を占めるものである。
目次
第1篇 経済学の誕生―ウィリアム・ペティーの研究(富および国富に関する見解;価値理論;「賃料」論 ほか)
第2篇 英国経済学からフランス経済学への過渡―リチャード・カンティロンの研究(「経済学の国籍」をめぐる問題とその解明の基準;富と社会の経済的構成についての見解;価値理論と近世経済社会の封建的把握 ほか)
第3篇 フランス経済学の成立―ケネー『経済表』(原表)の研究(『経済表』(原表)の諸解釈とその批判
『経済表』(原表)の構想とその欠陥ならびに意義)
第4篇 付論(経済学史の方法について)
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