内容説明
大学と地域の双方にとって、研究・教育の両面にわたる協力関係の樹立が不可欠になりつつある。大学と地域が協力できる仕組みをどのように形成するかが今日の課題である。ところで、法政大学は多摩キャンパスにおいて、多摩地域をテーマとして毎年「多摩シンポジウム」を開催してきた。1999年度で15回になる。今回のテーマとして「地域における大学の役割」を取り上げた。本書は、このような企業と趣旨に基づいて1999年10月8日に開催された法政大学「多摩シンポジウム」の報告と討論をもとに、編集されたものである。
目次
第15回法政大学多摩シンポジウム
基調講演 北イタリアにおける大学の役割
第1部 自治体の政策形成と大学の役割
第2部 地域振興と大学のインキュベーション機能
補遺 地域と大学