内容説明
本書は、四年近くの研究を積み重ね、社会文化や社会経済開発といった問題に学問的に許される限りの広さと深さで意欲的に取り組み、まとめられた「現代アジア」の研究書である。
目次
第1部 「現代アジア」の社会文化と日本(文明としての「現代アジア」と日本;「現代アジア」における宗教と社会―「社会の結節点としての宗教」とシンクティズム;「現代アジア」の実学思想と日本―「東アジア実学学会」を通して ほか)
第2部 「現代アジア」の経済社会開発と日本(開発論から見た「現代アジア」と日本―開発主義論争と日本的アプローチ;制度論から見た「現代アジア」と日本;東南アジアから見た経済開発と社会開発 ほか)
第3部 「現代アジア」の産業経済と日本(アジアにおける経済変動と金融;「現代アジア」商業発展の構造と問題点;「現代アジア」における労働安全衛生 ほか)