内容説明
徹底的な経験論に立って、従来の形而上学に破壊的な批判を加え、実体・因果法則などの観念は習慣による主観的な確信にすぎないとした18世紀英国の哲学者ヒュームの人と思想。
目次
1 生涯と性格
2 目的と方法
3 物体と自我
4 原因と結果
5 道徳と政治と宗教
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鑑真@本の虫
1
図書館。 その名の通り、ヒューム解説書。 短なヒュームの生涯を初めに、観念説や懐疑論、ロックおよびバークリー哲学の影響などを概容的にこそ陥りながらも、要点は押さえている印象。 興味深かったのが、懐疑論の解説。 ヒュームは経験論の完成から懐疑論的と見なされがちだが、ここに関する見解がなかなか面白い。 諸要素を知り得るには足りないが、大雑把にヒュームを知るならば良い一冊かと思う。 興味があれば一読を。2015/01/15
ソクラテスくん
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クッソつまんないオブジイヤー。だけど解説本としてはまとまってるように思う2011/08/19
しょ~や
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なかなか中身が頭に入ってこない。もう少し勉強しよう。2018/06/22