近代日本の行政村―長野県埴科郡五加村の研究

近代日本の行政村―長野県埴科郡五加村の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 774p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784818804517
  • NDC分類 318.1
  • Cコード C3021

内容説明

本書は、長野県埴科郡五加村を対象とし、主として同村にほぼ完全な形で残されている村役場文書および区有文書の分析を通して、近代日本における行政村が、どのような内部編成と構造をもって定着し、いかにして動揺・変容し、そしていかにして危機に陥り再編されていったかを、一八八九年の町村合併・町村制施行により同村が成立してから、第二次大戦後の一九五五年の町村合併によって同村が終焉をつげるに至る時期までに及んで、政治・行財政・経済の諸側面にわたって総合的に明らかにすることを課題としている。

目次

序章 課題と分析対象村
第1章 日清戦争前後の経済発展と行政村の定着
第2章 第一次大戦前後の経済変動と行政村の変容
第3章 昭和恐慌と行政村の動揺
第4章 戦争経済と戦時行政村
第5章 戦後変革期の経済変動と村政改革

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

7
必要な箇所だけ読みました。2014/11/09

Naoya Sugitani

0
日本の行政村がいかに近世村から統合され確立したかを長野県の事例から明らかにしている。圧倒的物量の史料に裏打ちされた村落史研究の金字塔。2017/08/10

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