出版社内容情報
良い人材を採用・配置・育成・評価して定着させる」という人材マネジメントの基本は全世界共通ですが、日本を本国としてグローバルに事業を展開する企業が外国人を相手に外国語でマネジメントするには、日本人相手の手法とは異なる工夫が必要です。
そこで本書では、グローバルビジネスで日々奮闘している経営管理者、言いたいことを英語で伝えることに苦労している実務担当者、優秀な外国人を管理する方法がわからない人事担当者などが、より効果的な人材マネジメントを実践するためのテンプレートを一冊にまとめました。
日本を代表する大手企業などで20年以上にわたりグローバル人材マネジメントに携わってきた筆者が、グローバル人材マネジメントの標準的な枠組みを短期間で効率的に構築し、日本企業の強みや良さを前面に打ち出したグローバル経営を推進するための具体的ノウハウを解説します。
鈴木 孝嗣[スズキタカツグ]
著・文・その他
目次
第1章 グローバル人材マネジメントの展開(日本企業の課題;「日本型」グローバル人材マネジメントの展望;グローバル人材マネジメントの必要条件)
第2章 グローバル人材マネジメントの標準装備(Talent Managementに用いるテンプレート;Vision,Mission&Valueの策定;Governance―ルールとガバナンス)
第3章 異文化理解とコミュニケーションスキル(異文化理解とアイデンティティ確立;コミュニケーションスキルとしての英語力;Terminolology―「専門用語」の習得)
第4章 役立つ人事労務用語・電子メールフレーズ(人事労務用語;外来用語;経済用語;英文メールのフレーズと文例)
著者等紹介
鈴木孝嗣[スズキタカツグ]
1981年東京大学法学部卒業。日立電線で米系合弁会社との人事交渉プロジェクト、米国企業買収後の統合支援(PMI:Post Merger Integration)、海外現地法人の内部監査等に従事。日立製作所でグローバル人事プロジェクトのリーダーを経験。外資系企業に転じ、現在、ゲティンゲグループ・ジャパン(欧州系医療機器製造会社の日本販売子会社)取締役副社長兼人事総務法務本部長。特定社会保険労務士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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