目次
1 胎動(師に導かれて;老いゆく道の美しさ;生きている神秘伝承;別世界の人―タルト師;赤誠をもって神にこたえる;馬鹿者;不思議な恋;わすれなぐさ;雪と星;こもり火;日本文化の根、縄文文化との出会い ほか)
2 高森草庵といのちの泉(泉のほとり;山の藍;まごころと故郷 ほか)
3 コトことば(理念ことばとコトことば;にわとりの三本目の足、観念ことば;意味ことば存在ことばへ ほか)
寄稿エッセイ 押田成人神父を偲ぶ(加藤信朗)
寄稿エッセイ 押田神父さまと高森草庵のこと(さくまゆみこ)
解題 深い沈黙の響き(石井智恵美)
著者等紹介
押田成人[オシダシゲト]
1922年生まれ。カトリック・ドミニコ修道会司祭。旧制第一高等学校卒業後に洗礼を受け、東京大学文学部哲学科卒業の後、修道生活に入る。1963年より信州・八ヶ岳山麓に「高森草庵」を結び、農耕生活を営むかたわら、祈りと思索の日々を送る。草庵に杖をひく、国や宗教を超えた人々との対話、インドや韓国の精神的指導者たちとの協働、世界各国における霊的指導を通して、人間の宗教的生命をあらわして生かす「地下流の霊性」を編んでゆく。2003年11月6日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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