内容説明
エリヤ物語に迫る。モーセと並び称される大預言者エリヤについての長大な物語は、いかにして構成されたのか?エリシャ物語をはじめとする多様な伝承からの影響、申命記史家らによる重層的編集等の視点を踏まえつつ、その成立の過程を解き明かす。
目次
4 エリヤ物語(上17:1‐下2:25)(預言者エリヤの登場(上17:1‐24)
エリヤの帰還とオバドヤとの出会い(上18:1‐16)
カルメル山上での対決(上18:17‐40)
旱魃の終わり(上18:41‐46)
ホレブ山でのエリヤ(上19:1‐18)
エリシャの召命(上19:19‐21)
対アラム戦争(その一)(上20:1‐43)
ナボトの葡萄園事件(上21:1‐29)
対アラム戦争(その二)(上22:1‐40)
ユダの王ヨシャファト(上22:41‐51) ほか)
著者等紹介
山我哲雄[ヤマガテツオ]
1951年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、北星学園大学名誉教授。2013‐2017年、2021‐2023年日本旧約学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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