内容説明
ヨブ記は徹底する。だから、面白い。ヨブ記は人生の不条理を徹底して描く。このテーマに魅せられてヨブ記を手にしながら、徹底した難解さの前に挫折した人も多いはず。著者自身の訳に基づき、テクストの背後にある思考を解説したこの本さえあれば、ヨブ記は読み通せる!
目次
1 主が与え、主が取り去りたもう(1~2章)
2 滅びよ、私が生まれたその日は(3章)
3 私の憤りをしっかりと量ってほしい(4~14章)
4 だが、私は知っている、私を贖う者は生きたもう(15~21章)
5 わが息の絶えるまで、私は自己の高潔を主張する(22~28章)
6 ここに私の署名がある、全能者は私に答えよ(29~31章)
7 ヨブよ、注意して私に聞け、沈黙せよ、私が語る(32~37章)
8 あなたに何と返答できましょう(38章1節~40章5節)
9 私は塵灰であることについて考え直します(40章6節~42章6節)
10 わが僕ヨブは確かなことを語った(42章7~17節)
著者等紹介
並木浩一[ナミキコウイチ]
1935年生まれ。国際基督教大学卒業、東京教育大学大学院博士課程単位取得。現在、国際基督教大学名誉教授。元東京神学大学非常勤講師。1989‐97年、2001‐05年、日本旧約学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- くらべてわかる岩石
-
- 電子書籍
- 田中角栄失脚 『文藝春秋』昭和49年1…