内容説明
きっといっしょに生きられるよね。待望のキリスト教教育入門。大人も子どもも、みんなが傷ついている今こそ、愛し合い、支え合い、共感し合う教育を。
目次
第1講 もうひとつの教育がある
第2講 イエスのように教育する
第3講 「キリスト教養育」と言いかえる
第4講 「信仰の成長」をみまもる
第5講 空間をつくりだす―分断をこえる共同の学び場
第6講 子どもを真ん中にする―人権教育としてのキリスト教教育
第7講 絶対非暴力で教育する
著者等紹介
小見のぞみ[コミノゾミ]
1962年、東京都に生れる。聖和大学教育学部キリスト教教育学科、Presbyterian School of Christian Education卒業。博士(神学)。現在、学校法人関西学院聖和短期大学教授、宗教主事。この間、キリスト教教育主事として、日本基督教団塚口教会、大阪城北教会で教会教育に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
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キリスト教教育(養育)教育の現場に携わってきた著者の集大成。 キリスト教教育が、一方的な「教化・宣教」から、「養育・共育」となるよう、聖書、イエス、神学史、教育学史を辿って語られる。 合間には、実際の教育論・身体性・実体験が織り交ぜられ、かなり痛烈な、教育(宣教)におけるイタい暴力性批判が込められる。 ニヤリとうなずくことしばしばな語りだ。 タイトルの「非暴力の」は、最初と終章で熱く語られる。 きっとこのテーマだけでも、たくさんの言いたいことがあるはず。 これもじっくり聞き、一緒にNVCを学びたいなぁ~2023/04/14