内容説明
明治期の讃美歌・讃美歌集を追った博士論文をはじめ、日本讃美歌史上の重要人物、琉球語讃美歌史など、近代以降の日本における讃美歌にまつわる諸論考と研究の先達たちの論文翻訳を収録した集大成。
目次
第1部 明治と讃美歌―明治期プロテスタント讃美歌・聖歌の諸相(勝海舟と讃美歌 時代は蘭学から英学へ(明治期前史)
ゴーブルと讃美歌 英語讃美歌から日本語讃美歌へ
C.M.ウィリアムズと聖歌(讃美歌)初期讃美歌の成立と他教派との協力関係
来日宣教師の社会事業(盲人教育)と讃美歌
日本の讃美歌、唱歌、及び替歌(南北戦争の歌)と19世紀アメリカの海外宣教
植村正久と賛美歌
日本人最初の賛美歌論と『新選賛美歌』
島崎藤村、樋口一葉と賛美歌 キリスト教と詩歌 八六調と七五調)
第2部 小論文集(人物と讃美歌(キリスト教)ジョージ・オルチン小論
讃美歌小史)
著者等紹介
手代木俊一[テシロギシュンイチ]
讃美歌史研究者。1948年福島県生まれ。中央大学卒。神戸女学院大学、津田塾大学、フェリス女学院大学の図書館員などに従事しながら、讃美歌史研究に専念する。日本キリスト教団仙台五橋教会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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