初期キリスト教の宗教的背景―古代ギリシア・ローマの宗教世界〈下巻〉

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初期キリスト教の宗教的背景―古代ギリシア・ローマの宗教世界〈下巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818409699
  • NDC分類 192
  • Cコード C3016

出版社内容情報

キリスト教誕生当時における、周辺世界の宗教・哲学・習俗を詳説。ドイツ語圏、英語圏で高い評価を得ている世界的名著、下巻刊行。キリスト教誕生当時における、周辺世界の宗教・哲学・習俗を詳説

新約聖書を理解するには、同時代のギリシア・ローマ世界の宗教事情を知ることが不可欠である。当時の庶民がどのような宗教的日常を送り、宗教に何を期待していたか、史料を基に生き生きと描く。ドイツ語圏、英語圏で高い評価を得ている世界的名著の下巻。

【目次】

第?章
神格化された人間:支配者祭儀と皇帝祭儀

A ヘレニズムの支配者祭儀
1. はじまり
2. アレクサンドロス大王
3. アレクサンドロス以後の時代
4. ローマの権力の統合
B ローマの皇帝祭儀:人物
1. ユリウス・カエサル
2. アウグストゥス
3. ユリウス=クラウディウス朝の皇帝たち
4. フラウィウス朝の皇帝たち
5. トラヤヌス
C 皇帝祭儀:その形態および普及
1. 形態
2. 普及
D 結論的観察
1. 「制度的メタファー」としての皇帝祭儀
2. 初期キリスト教との接点

第?章
幸福を求めて:哲学と宗教

A 導入
B 帝政期におけるストア主義
1. 概観
2. セネカ
3. エピクテートス
4. システムの特徴
5. 個別の主題
6. キュニコス主義とストア派
C エピクロスとその学派
1. エピクロス:人格と影響
2. エピクロスのメノイケウス宛書簡
3. 「決定的な命題」
4. エピクロスの思想の受容
D 中期プラトン主義者:カイロネイアのプルタルコス
1. 哲学史における位置
2. 生涯と作品
3. 個別の主題
E 回顧

第?章
神的源への帰還:グノーシス的変化

A 係争中の問題
1. 本題目に関連して
2. 現象の記述
3. 新約聖書との関係
B 資料の状態と起源の問題
1. 資料
2. 学派の創立者および教師たち
3. その後の歴史について
4. 起源の問い
C 教義体系の概略
1. 宇宙論
2. 人間論
3. 救済論
4. 終末論
5. 教会論
6. 倫理
D 結論:「真珠の歌」
1. 内容
2. 解釈について

  聖句索引
  一次文献索引(聖書以外)
  二次文献索引

第?章
神格化された人間:支配者祭儀と皇帝祭儀

A ヘレニズムの支配者祭儀
1. はじまり
2. アレクサンドロス大王
3. アレクサンドロス以後の時代
4. ローマの権力の統合
B ローマの皇帝祭儀:人物
1. ユリウス・カエサル
2. アウグストゥス
3. ユリウス=クラウディウス朝の皇帝たち
4. フラウィウス朝の皇帝たち
5. トラヤヌス
C 皇帝祭儀:その形態および普及
1. 形態
2. 普及
D 結論的観察
1. 「制度的メタファー」としての皇帝祭儀
2. 初期キリスト教との接点

第?章
幸福を求めて:哲学と宗教

A 導入
B 帝政期におけるストア主義
1. 概観
2. セネカ
3. エピクテートス
4. システムの特徴
5. 個別の主題
6. キュニコス主義とストア派
C エピクロスとその学派
1. エピクロス:人格と影響
2. エピクロスのメノイケウス宛書簡
3. 「決定的な命題」
4. エピクロスの思想の受容
D 中期プラトン主義者:カイロネイアのプルタルコス
1. 哲学史における位置
2. 生涯と作品
3. 個別の主題
E 回顧

第?章
神的源への帰還:グノーシス的変化

A 係争中の問題
1. 本題目に関連して
2. 現象の記述
3. 新約聖書との関係
B 資料の状態と起源の問題
1. 資料
2. 学派の創立者および教師たち
3. その後の歴史について
4. 起源の問い
C 教義体系の概略
1. 宇宙論
2. 人間論
3. 救済論
4. 終末論
5. 教会論
6. 倫理
D 結論:「真珠の歌」
1. 内容
2. 解釈について

  聖句索引
  一次文献索引(聖書以外)
  二次文献索引

H・-J・クラウク[ハンス ヨーゼフ クラウク]
著・文・その他

小河 陽[オガワ アキラ]
監修/翻訳

河野 克也[カワノ カツヤ]
翻訳

前川 裕[マエカワ ユタカ]
翻訳

内容説明

原始キリスト教が育まれた古代世界。新約聖書諸文書は、いかなる世界観を生きる人たちに向けて記され、読まれ、受け入れられていったのか。膨大な史料を用い古代東地中海世界の多元的宗教事情を様々な切り口から活写。

目次

第4章 神格化された人間:支配者祭儀と皇帝祭儀(ヘレニズムの支配者祭儀;ローマの皇帝祭儀:人物;皇帝祭儀:その形態および普及;結論的観察)
第5章 幸福を求めて:哲学と宗教(導入;帝政期におけるストア主義;エピクロスとその学派;中期プラトン主義者:カイロネイアのプルタルコス;回顧)
第6章 神的源への帰還:グノーシス的変化(係争中の問題;資料の状態と起源の問題;教義体系の概略;結論:「真珠の歌」)

著者等紹介

小河陽[オガワアキラ]
1944年岡山県生まれ。1967年国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。1969年東京大学人文科学研究科修士課程修了。1970‐73年東京大学助手。1975年ストラスブール第二大学プロテスタント神学部博士課程修了(宗教学博士)。1989‐91年弘前学院大学文学部教授。1991‐2010年立教大学文学部キリスト教学科教授。現在、関東学院大学教授(2010年~)、学院長(2014年~)

河野克也[カワノカツヤ]
1965年愛媛県生まれ。1988年国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。東京聖書学院を経て、1991年神戸ルーテル神学校修士課程修了(M.Div.)。1992‐94年合同メノナイト聖書神学校修士課程修了(M.A.)。1994‐97年デューク大学神学部神学修士課程修了(Th.M.)。1997年よりサザンメソジスト大学大学院宗教学博士課程在籍(満期退学)。2009年より青山学院大学非常勤講師、2018年より日本聖書神学校非常勤講師。現在、日本ホーリネス教団中山キリスト教会牧師

前川裕[マエカワユタカ]
1970年三重県生まれ。京都大学文学部西洋史学科卒、同志社大学大学院神学研究科博士前期課程聖書神学専攻修了。同志社大学大学院神学研究科博士後期課程中退。1998‐1999年フィンランド国立ヘルシンキ大学神学部留学。日本基督教団宇治教会担任教師等を経て、関西学院大学理工学部准教授・宗教主事。日本聖公会京都教区ウイリアムス神学館非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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