出版社内容情報
ペルシア時代のユダヤ共同体の試練と苦闘の結晶といえる旧約聖書。律法・預言書・諸書などの成立背景を問う。
捕囚期以後、ペルシア時代のユダヤ共同体(イェフド)は歴史的・社会的試練と苦難に直面し、それを神への信仰によって乗り越えようとした。その苦闘の結晶が旧約聖書である。律法・預言書・諸書、旧約正典諸文書編纂の担い手となった人々、諸文書の成立した時代的・社会的背景を問う。
【目次】
プロローグ
第一部 五書
《?》五書における歴史批判的研究の歴史
《?》「契約の書」における捕囚期以後ユダヤ社会の構造
《?》旧約聖書における審判思想の歴史的発展過程についての考察─ペルシア時代におけるユダヤ共同体の懲戒的正義に関する問いとその時代背景を中心に
第二部 預言書
《?》申命記主義的歴史書(Deuteronomistic History)とは何か
《?》エレミヤ書の「申命記主義的編集層」に関する一考察
第三部 諸書
《?》Qumran 共同体における貧者の神学
《?》詩編における貧者の神学
《?》「貧者の神学(Armenfr?mmigkeit)」の社会経済的背景に対する考察
エピローグ
参考文献
プロローグ
第一部 五書
《?》五書における歴史批判的研究の歴史
《?》「契約の書」における捕囚期以後ユダヤ社会の構造
《?》旧約聖書における審判思想の歴史的発展過程についての考察─ペルシア時代におけるユダヤ共同体の懲戒的正義に関する問いとその時代背景を中心に
第二部 預言書
《?》申命記主義的歴史書(Deuteronomistic History)とは何か
《?》エレミヤ書の「申命記主義的編集層」に関する一考察
第三部 諸書
《?》Qumran 共同体における貧者の神学
《?》詩編における貧者の神学
《?》「貧者の神学(Armenfr?mmigkeit)」の社会経済的背景に対する考察
エピローグ
参考文献
魯恩碩[ロウンソク]
韓国出身、ドイツで育つ。2002年ミュンスター大学で神学博士号取得。現在、国際基督教大学上級准教授。
内容説明
バビロン捕囚による「崩壊後」の時代、その試練と苦闘の中から旧約聖書諸文書を生んだユダヤ共同体の実態に光を当てる。
目次
第1部 五書(五書における歴史批判的研究の歴史;「契約の書」における捕囚期以後ユダヤ社会の構造;旧約聖書における審判思想の歴史的発展過程についての考察―ペルシア時代におけるユダヤ共同体の懲戒的正義に関する問いとその時代背景を中心に)
第2部 預言書(申命記主義的歴史書(Deuteronomistic History)とは何か
エレミヤ書の「申命記主義的編集」に関する一考察)
第3部 諸書(Qumran共同体における貧者の神学;詩編における貧者の神学;「貧者の神学(Armenfr¨ommigkeit)」の社会経済的背景に対する考察)
著者等紹介
魯恩碩[ロウンソク]
1971年韓国ソウル生まれ。1993‐96年クリスティアン・アルブレヒト(キール)大学神学部、1996‐97年ヴェストファーレン・ヴィルヘルム(ミュンスター)大学神学部(神学学士)、1997‐98年サンフランシスコ神学大学神学部(神学修士)、1998‐2002年ヴェストファーレン・ヴィルヘルム(ミュンスター)大学神学部(神学博士)、2005‐07年ドリュー大学大学院神学部(牧会学修士)。2000年ヨンラク教会(フランクフルト)教育牧師、2003‐04年ユニオン神学校(ニューヨーク)客員教授、2004‐08年モギャン教会(ニューヨーク)教育牧師、2007‐08年フォーダム大学(ニューヨーク)非常勤講師。2010‐12年アジアキリスト教大学連盟事務局長。現在、国際基督教大学上級准教授。東京神学大学非常勤講師。立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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