内容説明
原始キリスト教神学史を詳述した第1巻。新約聖書全体の神学的統一性を論証した第2巻。現代ドイツを代表する新約聖書学者ハーンの集大成的著作、ついに完訳。
目次
第4部 神の啓示行動の教会論的側面(信従と信仰;弟子集団の自己理解;キリスト教の洗礼;主の晩餐;祈り、信仰告白、礼拝;カリスマと教会共同体の運営;ユダヤ人と異邦人への福音宣教;キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理1)
キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理2))
第5部 神の啓示行動の終末論的側面(この世において前進する救いと苦難;来るべき救いの完成;新約聖書の統一性―まとめ)
著者等紹介
大貫隆[オオヌキタカシ]
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻博士課程修了。ミュンヘン大学にて神学博士号(Dr.theol.)取得。現在、東京大学名誉教授
田中健三[タナカケンゾウ]
1964年生まれ。1989年東京大学法学部卒業後、民間企業に就職。2005年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学。2013年同博士課程単位取得退学。学術博士。現在、上智大学神学部神学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。