内容説明
ナチスに抵抗したキリスト者とナチスに迎合したキリスト者。激動のヴァイマール期ドイツの社会状況と教会の変化を追い告白教会誕生、バルメン宣言に至るまでの経緯を詳述する。
目次
序に代えて―なぜ「ドイツ教会闘争の史的背景」か
第1部(ドイツ領邦教会の諸問題;領邦教会の終末;ヴァイマール共和国とドイツ福音主義教会)
第2部 (ドイツ民族教会;民族教会に対するカール・バルトの批判)
第3部 (民族教会をめぐる神学者たち)
第4部 (ドイツ的キリスト者信仰運動)
終わりに―ハルメン会議まで
著者等紹介
雨宮栄一[アメミヤエイイチ]
1927年京城に生まれる。1953年日本基督教神学専門学校卒業。1962‐63年西ドイツに留学。日本基督教団山梨教会、阿佐谷東教会、東駒形教会牧師を経て、1997年中部学院大学教授。現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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