感想・レビュー
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ヴェネツィア
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著者の長谷川修一氏は旧約学、西アジア考古学専攻の研究者。旧約聖書に描かれていることは全てが史実であるとする、ファンダメンタリストのような人々がいる一方で、あれは単なる物語に過ぎないとする人たちもいるだろう。本書は、旧約聖書の記述を考古学的に跡付ける目的のために書かれたのではなく(そうした学問も存在する)、旧約の時代とはどんなものだったのかを、考古学的な資料に基づいて迫っていこうとするものである。例えば、誰もが知っている「ノアの方舟」と、メソポタミア各地に残る洪水伝説(ギルガメシュ叙事詩等)。あるいは⇒2025/11/10
takao
2
最近の考古学的成果、研究成果を踏まえて2016/10/13




