感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
47
【呼ばれるこの身は力も無く、この世の重荷と煩いの中で軛(くびき)を負い、喘いでいる(讃美歌21:516)】 なぜ、牧師・司祭になったか? この問いを前に、各々の道を歩んできた14人が、自らの生涯を振り返った書。献身を決めた時にも今日までの労多い道の最中にも、「主の招く声」を繰り返し聴いてきたことを感謝をもって証しする――。<私たちの主、イエス・キリストが神の招きに応え、身を捧げました。キリスト者とは、このキリストの「足跡に従う者」のことです。その意味で、すべてのキリスト者が「献身者」と言えるでしょう>。⇒2023/05/15
ハンナ
17
たまたま古本屋さんで手に取った本。プロテスタント、カトリック、聖公会の聖職者がどのように主の招命を受けたかというお証しが書かれてある。女性牧師の話もあったけれど、ちょっと読みにくかった…。カトリック、聖公会の先生は霊的な示しが多く、新鮮だった。最後の二人の先生は在日と障碍者というハンデを抱えながら、日本での牧会伝道に励んでおられて、考えさせられる内容。フルタイムの献身はハードルが高いけれど、その個人的な体験を読ませていただき新年早々感慨深い。2015/01/01