内容説明
「地球環境」「紛争」をテーマに、140か国余りで取材を続ける気鋭の写真家、桃井和馬。ギアナ高地、パタゴニア等で撮影された貴重な写真の数々、そこに込められた生命への賛歌は、わたしたちに自然の尊さを再認識させずにはおかない。
著者等紹介
桃井和馬[モモイカズマ]
1962年生まれ。写真家。これまで世界140か国を取材し、「紛争」「地球環境」などを基軸にしたプロジェクトを通し独自の切り口で「文明論」を展開している。講演・講座の他、テレビ・ラジオ出演多数。第32回太陽賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
179
たった一枚の小さな葉脈にも生命は宿っている。すべての生命にであえてよかった。自然から生まれるものにひとつも無駄はない。人間が住みついた地で、子どもたちは妖精のように大地を走り、人間の世界に染まっていく。その純粋さを忘れないで。眠りにつく小さな背中に思いを伝える。夢見るしあわせな時間はゆっくりと過ぎてていく。桃井和馬さんが世界を撮る。紛争や地球環境から見えてくる、希望に満ちた写真集。きらめく瞳が見つめる先には平和への願いを。人々が祈るのは、争いと差別のない世界を望むため。大切な人がほほえみの中で生きるため。2023/07/29
見ぇーた
2
現地に行ったこと自体が素晴らしい!写真は、細かいことは抜きにして、写真家なら行けば撮れるようなものが多い。「この1枚はいい!」というようなものは無い。2024/10/07
coldsurgeon
2
心が洗われる写真集。中に書かれたエッセイが、私の心を捉える。2011/07/12