内容説明
ルターが宗教改革にふみ切った動機は信徒たちへの牧会的配慮であった。ルターの多彩な活動、またそれを支える神学を「牧会」という視点から考究する。
目次
第1章 牧会者ルター
第2章 ルターをとりまいた牧会状況
第3章 ルターにおける牧会の枠組
第4章 ルターの牧会を支えた神の言葉
第5章 牧会の場としての教会
第6章 牧会のつとめ
第7章 牧会の会話
第8章 「神のかえりみ」表出としての牧会の言葉
第9章 牧会の終末論的視野
第10章 現代牧会論へのルターの発言
著者等紹介
石田順朗[イシダヨシロウ]
1928年、山口県出身。日本ルーテル神学校卒業、シカゴ・ルーテル神学校大学院卒業。日本福音ルーテル稔台、久留米、市ヶ谷各教会牧師、ルーテル世界連盟神学研究局長を経て、日本ルーテル神学大学教授、九州ルーテル学院大学名誉学長。現在、日本福音ルーテル刈谷教会牧会委嘱。神学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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