内容説明
日本の神学が世界のキリスト教界において市民権を得るために決定的な貢献をした『神の痛みの神学』。その著者である北森は、非キリスト教的精神文化の日本において、神の痛みとしての十字架の神学を中心に、キリスト教徒と非キリスト教徒とを問わない納得できる仕方で福音を告げた。17篇の説教を収録。
目次
歴史に働きたもう神―神殿の意義
歴史の働きたもう神―のろいの木
永遠の十字架
歴史の中における復活
体の根本的変革
受難週とイースター
聖霊の約束
ピリピ書講解
楽園への信仰
キリストの死に合わせられて〔ほか〕