内容説明
子どもたちを豊かに愛すること。このモットーのもとに、心身に病を抱える子どもたちの施設の院長を長年務めた小児科医の心温まるレポート。
目次
一杯のお茶と一〇〇回の握手
わたしの人生、よいことは何ひとつなかった
みずきに、声が戻った
一〇年目の訪問
浩平とマラソン
友子の感謝状
奈津子の母
吾郎の悲しみ
良太と賛美歌
洋一の調理師修業〔ほか〕
著者等紹介
白井徳満[シライトクミツ]
1940年、北海道に生まれる。1965年、北海道大学医学部卒業。1966年、東京医科歯科大学小児科学教室入局、1968年より東京都立豊島病院小児科勤務、1991年、同病院小児科部長。1995年より8年間、病気の子どもの施設に院長として勤務。2003年より重症心身障害児施設・秋津療育園副園長。1971年よりボランティアとして「いのちの電話」活動に参加、2002年より社会福祉法人いのちの電話(東京)理事長。無教会新宿集会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。