内容説明
ひとりの人間がイエス・キリストに出会い、新しい生き方をはじめた中で、ある人はすぐに、ある人は時間をかけて牧師・司祭の道を歩み始めた若手からベテランまでの２３人のエッセイ。それぞれの場所から神の呼びかけに応え、み言葉を伝える者へと促された人生の生の声を収録する。今、伝道者への道を考えている人に。
目次
第１章 出会いを通して
第２章 今、ここに遣わされるまで
第３章 予期しない道へ
第４章 仕える者へと
第５章 空の手で
第６章 祈りに押し出されて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン
7
「召命」という言葉にひかれて手にとったけど、これは神父や牧師になるという実に狭義のものだったのね。天職ジプシーの人からしたら、召されたのだ、という感覚を持てることは垂涎ものでしょう。今の仕事が好きで始めたことではない、というのがずっと引け目だったけど召されたのだ、と思うことにしよう。フランチェスコ的に言うならば、楽器なのだ。奏でる人がいないと音を出せない道具なのだ。自分で音を出そうとか思うことないのだ。2015/04/17
