内容説明
精神分析の創始者フロイトが展開したモーセ・エジプト人説に反論し批判する形で執筆され、ユダヤ人にとって、自己存立の基盤ともなる出エジプトの出来事を中心にして、モーセの実像に迫る代表作。
目次
説話と歴史
エジプトにおけるイスラエル
始まりの伝説
燃えるしばの茂み
神的魔力
モーセとファラオ
過越祭
海辺の奇蹟
安息日
不平分子〔ほか〕
著者等紹介
荒井章三[アライショウゾウ]
1936年生まれ。京都大学文学部、立教大学大学院博士課程修了。現在、神戸松蔭女子学院大学学長
早乙女礼子[サオトメレイコ]
1974年、京都大学大学院博士課程修了(キリスト教学)。1995‐96年、ウィーン大学留学、現在、大阪体育大学教授
山本邦子[ヤマモトクニコ]
1979年、京都大学大学院博士課程修了(宗教学)。現在、同志社大学嘱託講師
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