感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルクシ・ガイ
3
あくまでクリスチャンに対するフェミニズム的解釈の一。「突きつける」のではなく「うながす」。上野千鶴子や若桑みどりに比べれば、追求は柔い。2019/11/18
amanon
3
これまでの長い歴史の中で、女性が不当な立場に置かれていたということは否定できない。そして、それは全人類的な愛を説いたキリスト教教会においても…しかし、実際のところ多くの教会では婦人部が多大な力を握っているのも事実であるかと思う。本書でその部分を取り上げるのは無理があるのは重々承知しているものの、どこか物足りなさを感じた。また、このようなフェミニズム的神学に対して男性側からどのような動きがあったのか?というのも気になる。それより、本書が出た当時より、世の中はますます本書の主張から逆行しているのが遺憾。2014/08/21
びゃあ
0
フェミニスト神学とはなんぞや?という人にもお勧めの本。テキストの読みなおしの中で男性中心主義の視点では見えてこなかった新しい解釈を提示してくれる良書。2011/05/29