内容説明
現代では従来の愛と性についての理解が変貌しつつあり、また伝統的な結婚観も様々な形で揺さぶられている。そこには実際どのような変化があるのかを確認し、それに対してどのような対応のしかたがあるのかを探る。その際、あるいは歴史にさかのぼって解答の方向を探り、あるいは現代の諸学の成果に目配りしつつ、問題をなるべく広い視野で考察する。
目次
序論 性と結婚を聖書に問う
第1章 性と結婚の歴史
第2章 性と結婚をめぐるキリスト教史再考―深層心理学の視点から
第3章 現代の性・男と女の力学
第4章 性と暴力
第5章 性的指向と性の逸脱を見直す―セクソロジーの視点から
第6章 近代日本文学のセクシュアリティ―他者との対面をめぐって
第7章 「近代日本における『愛』の虚偽」論
第8章 変貌する結婚・家族像の中で―ボヴェー「結婚学」とその後
第9章 欲望至上主義と禁欲の倫理
第10章 「貞節は死語」と誰が言っているのか?―援助交際はやめなさいと語りうる間柄を信じて




