内容説明
壮麗な教会堂とイコンに代表されるロシア正教会。その神秘性ゆえにこれまで知られることの少なかった１，０００年の歴史を、エピソード豊かに物語る入門書。
目次
ロシア・キリスト教の初穂
教会とロシア文化の成長
タタール人とアレクサーンドル・ネーフスキイ公
国民の再生
ラードネシュの聖セールギイ
モスクワ帝国とロシア教会
イヴァーン雷帝とモスクワ府主教聖フィリープ
ツァーリ・フョードルとモスクワ総主教座の成立
動乱時代
ポーランドおよびリトアニアの正教会
ロシア教会の大分裂
モスクワ文化の失敗と業績
ピョートル大帝と総主教座の廃止
聖ペテルブールク帝国下の教会
聖人、宣教師、預言者
帝国の崩壊と総主教座の再建
キリスト教徒の無神論者
第２次世界大戦中および戦後のロシア教会
ロシアの教会とキリスト教的西方
ロシア教会の使信
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
905
1
著者の主義主張に引っ張られる感じだけど、20世紀までのロシア正教会史をつかむのにはコンパクトにまとめられてていい。2013/01/07
