内容説明
ルールの違いは「囲碁をより楽しむため」。日本のルールは人間味あふれるルール。
目次
序章 四つの本当!?
第1章 日本ルールは人間に選ばれたルール
第2章 中国ルール
第3章 「切り賃」というルールがありました
第4章 セキ、隅のマガリ四目、取らず三目
第5章 台湾囲碁事情と応氏ルール
第6章 囲碁AIは地の認識が苦手?
第7章 「純碁」という入門法がある
第8章 最後に
著者等紹介
王銘〓[オウメイエン]
1961年生まれ。台湾出身。日本棋院東京本院所属。昭和52年入段、平成4年九段。12年第55期本因坊獲得。13年同連覇。14年第50期王座獲得。24年第2回マスターズカップ優勝。27年通算1000勝達成。棋道賞優秀棋士賞、ジャーナリストクラブ賞、テレビ囲碁番組制作者会賞各1回受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロイスアンドロイス
1
「王銘琬の囲碁ミステリーツアー」でも触れられた日本ルール・中国ルールの成り立ちに加えて、応昌期ルールと純碁について解説されている。著者を追いかけている人からすれば目新しさはないだろうが、それでも応昌期ルールの項は一読の価値ありと思う。2019/04/29
ジャック天野
0
「ルールは文化、多様性こそ繁栄の象徴」 と書かれていました。全く同感です。 囲碁の楽しさが世界に広がり伝わっていくといいなぁ 2022/07/13
tako
0
正確な中国ルールを把握しきれていなかったところをカバーできた感あり。またアゲハマ管理が難しい場があるということは考えから抜けていた2019/08/13