目次
第1章 六冠達成記念祝賀パーティー&百田尚樹さんとのトークショー
第2章 大三冠&六冠を達成(第37期棋聖戦七番勝負第6局;第68期本因坊戦七番勝負第7局;第38期名人戦七番勝負第5局)
第3章 井山栄光の記録(写真&年表)
第4章 世界戦覇者との激闘譜(第25回テレビ囲碁アジア選手権決勝;博賽杯金佛山国際囲碁超覇戦決勝)
第5章 七大タイトル戦熱戦譜(第37期天元戦五番勝負第3局;第67期本因坊戦七番勝負第7局;第60期王座戦五番勝負第3局;第38期碁聖戦五番勝負第5局;第39期天元戦五番勝負第3局)
著者等紹介
井山裕太[イヤマユウタ]
囲碁棋士。平成元年生まれ。大阪府出身。日本棋院関西総本部所属。石井邦生九段門下。14年入段。17年阿含・桐山杯優勝。16歳でのタイトル獲得は史上最年少。21年名人獲得により九段。20歳での名人就位は史上最年少、九段昇段も史上最年少。25年棋聖獲得で史上初の六冠(棋聖、本因坊、天元、王座、碁聖、十段)達成。同時に史上3人目のグランドスラム達成(七大タイトル全獲得経験)。テレビ囲碁アジア選手権で世界戦初優勝。名人獲得で史上2人目の大三冠(棋聖、名人、本因坊)達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夜間飛行
50
井山の碁はどんな手が飛び出すかわからないスリルがある。個性は違うがかつての呉清源や坂田栄男のような切れ味があり、発想の大胆さに魅せられる。以前、本因坊戦を速報で見ていた時も「そんな手あるの?」と何度も思った。その棋譜が出ていたので並べてみると、高尾九段の崩れない打ちぶりも見事だが、井山の踏み込みの鋭さに改めて目を瞠った。中国の古力との碁ではあっさり右辺を棄てる度胸と大局観に、碁の神が乗り移ったかと思い、また韓国のパクジョンファンとの碁では、一歩も引かぬ読みと読みのぶつかり合い、気魄の凄まじさに圧倒された。2017/02/04
らっこ
4
自戦解説が主な本なので実際に並べて楽しめた本。あとは四天王に対する井山さんのコラムなどです。この時点では六冠で一度後退したものの再度七冠挑戦中で制覇するのも間近な空気あるので期待したいことろですね。今年はアルファ碁など話題が豊富でテンション上がります。2016/04/10
kinaba
0
欲を言えば自戦記だけでなく対局相手から見た井山の手の感想戦なども読みたい気も。2015/01/02
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