内容説明
本書は「囲碁クラブ」誌上に、年間1、2回のシリーズで続けられた「アマの悪手、ワースト10」をまとめたものです。身近にある材料を揃えました。
目次
序章 アマの悪手をさぐる
第1章 地取り症候群ワースト10
第2章 定石の間違いワースト10
第3章 裂かれ形ワースト10
第4章 無謀な戦いワースト10
第5章 筋悪のワースト10
第6章 低位無神経症ワースト10
第7章 緩い構想ワースト10
第8章 守り忘却症ワースト10
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
47
2001年刊行。雑誌『囲碁クラブ』誌上の連載をまとめたもの。「アマチュアどうしの実戦での悪手を紹介する」というありがちの企画ではあるのだが。他の本であまり目にしたことのない悪手が大半で、楽しく読める本であった。アマ三段、四段クラスでも、まったく見たこともない手(=相当の悪手)を打っている例があるのが面白い。章の名前は「地取り症候群」「定石の間違い」「裂かれ形」「無謀な戦い」「筋悪」「低位無神経症」「緩い構想」「守り忘却症」で、各章でワースト10が紹介。2025/01/02