内容説明
様々なキーワードを糸口に「これからの」看護職が持つべき倫理観を考察します。
目次
第1章 いのちの対話(現代社会における死の様相;これからの看護職が担う責務 ほか)
第2章 看護実践と倫理(倫理とは何か;専門職としての価値 ほか)
第3章 看護管理と倫理(管理と倫理‐価値観の共有;なぜ価値観の共有が重要なのか ほか)
第4章 認知容易性と倫理(カーネマンの二重過程理論;倫理の陥穽)
第5章 SDGsと地球倫理(持続可能な開発目標と看護;SDGs 言葉から行動へ ほか)
著者等紹介
手島恵[テシマメグミ]
徳島大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程卒業後、千葉大学大学院看護学研究科修士課程修了。臨床を経て聖路加看護大学(当時)で教育・研究に7年間従事。1993年よりミネソタ大学客員研究員を経て、同大学院博士課程の単位取得。1998年に帰国後、医療法人東札幌病院副看護部長として着任、2001年より千葉大学教授。2024年より、東京保健医療大学副学長・看護学研究科長、千葉大学名誉教授。日本看護協会機関誌「看護」編集委員を2004年4月~2008年3月まで務める。日本看護協会「看護業務基準」検討委員会委員長(2015年度)。2018年より国際看護師協会(ICN)「ICN看護師の倫理綱領」改訂学術委員会委員および日本看護協会「看護職の倫理網領」検討委員会委員長。2021年より国際看護師協会理事(西太平洋・アジア地域)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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