感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かさお
31
ナイチンゲールのイメージがまた変わった。子供の頃は「献身的な看護の天使」大人の頃は「看護学の祖であり統計学にも秀でていた自立した職業婦人」そして今は「独特なフェミニスト」である。19世紀、彼女が生きたヴィクトリア朝時代、それは女性の【情熱】【知性】【家庭外活動】を容認しない時代。母と姉の家族的支配と同調圧力に疲弊し人生に絶望していた。幼い時から、自分は皆と違う、異端だと思い、男性優位な社会は障害だが、女性からの共感を得られず、女性自体を信用しなかったらしい。横の繋がりが無く仕事相手も男性ばかりであった。→2023/11/27
石橋
1
昨今フェミニストという言葉の意味が一人歩きして、原理主義的な乱暴さも見え隠れするので、この題のような問いはナンセンスだと思う。純粋に彼女のことを知りたいだけなので、このシリーズは好きです。2024/02/24