内容説明
この本では看護の質を表す指標の特定を通して、看護ケアと患者アウトカムの関連の強さを探究しています。示された指標のコアセット(中核となるセット)は、看護ケアの質と患者アウトカムの関連からみて妥当で、データ収集という面からみても現実的なものとなっています。
目次
1 緒言(レポートカード作成の取り組みは、目的、内容、構成の面で多様である;レポートカード作成の際は、いくつかの重要な課題に直面する ほか)
2 方法(候補となる看護の質の指標の特定;指標と質の高い看護ケアとの関連の決定 ほか)
3 データの種類(患者に焦点を合わせたアウトカム指標;ケアの過程指標 ほか)
4 結論(レポートカード作成の方策の限界を探る;今後の研究を目指して ほか)
著者等紹介
菅田勝也[カンダカツヤ]
東京大学大学院医学系研究科助教授
綿貫成明[ワタヌキシゲアキ]
ミネソタ大学看護学部博士課程
松本あき子[マツモトアキコ]
東京大学大学院医学系研究科博士課程
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