内容説明
本書はあらゆる看護領域の実践者や学生が家族を理解したり、家族のセルフケア機能を高める援助を行うときに役立つように、家族看護の理論と、その実践への活用を目的として構成されている。第2版では、理論編と実践編として分け、理論編を分かりやすく整備し、実践編に、これまでの「乳児をもつ家族への援助」、「高齢者介護に関する家族援助」、「終末期患者の家族援助」のほかに、新たに「救急医療・集中治療の場における家族看護」と「精神障害者をもつ家族への看護」を追加し、充実させた。
目次
第1部 家族看護の理論(家族看護学とはなにか;看護学における家族の理解;家族看護学のめざすもの―家族セルフケア機能の向上;家族看護過程;家族看護における看護職の役割と援助姿勢)
第2部 家族看護の実践(乳児をもつ家族への援助;救急医療・集中治療の場における家族看護;精神疾患(精神分裂病)患者をもつ家族への援助
高齢者介護に関する家族援助
終末期患者の家族援助)