目次
新宿・代々木・池袋
渋谷・赤坂・六本木
日比谷・皇居
日本橋・東京駅
銀座・築地・佃
新橋・霞が関
秋葉原・神田神保町
上野・浅草
羽田・田町・蒲田・品川
富岡畦草三世代による銀座定点撮影―富岡式定点撮影の極意
著者等紹介
富岡畦草[トミオカケイソウ]
1926年、三重県久居市(現津市)生まれ。松坂工業高校卒業後、中島飛行機株式会社に就職。谷田部海軍航空隊に配属、特攻隊志願兵として終戦を迎える。運輸省東海開運局、日刊スポーツ新聞社を経て、人事院広報課写真室勤務となり、省庁関連の広報写真撮影の傍ら、記録写真を始める。定点観測式撮影法を確立し、高度成長期の変貌と家族の成長記録を残す。生涯学習講師、公官庁主催はじめ、多くの写真コンクールの審査員を務める。日本写真家協会会員、日本写真協会会員、日本写真著作権協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
34
「日本カメラ」の連載をまとめたものです。今、この時点で振り返っていない点が、生々しく感じます。それにしても、東京の姿は様変わりしている。個人的には、六本木ヒルズができたとき、東京で生まれた私は、こんな建物を望んでいないと感じました。古くからある建物も、再開発という名の下に、取り壊されます。当時物議があった、日本橋の首都高も、今になって、もう一度地下へ通すなどと言っています。古い写真を見ていると、温もりを感じると言ってしまうと、質の悪いノスタルジー主義のようで、これも居所が悪いように思います。2018/06/03
keith
19
昭和30年代の東京の街角写真です。一部、現在との比較がありますが、そもそも東京の土地勘がないので特に感慨もなく見終わってしまいました。2018/08/04
kaz
2
「富岡畦草・記録の目シリーズ 変貌する都市の記録」と同じく、概ね昭和30年代、高度成長期からバブル期、現代をとらえた、主に東京二十三区内の定点記録写真。大きく変貌をとげているとはわかっていても、現在とは大きく異なる昭和30年頃の東京の姿に驚かされてしまう。街は日々変化していくだけに、このような記録は貴重と思う。また、道路や建物だけでなく、自動車、社名、看板のコピー等に時代を感じることができて、非常に興味深い。昭和34年の「タバコは動くアクセサリー」には目が丸くなった。2018/07/17
-
- 電子書籍
- 男運がEランクなので異世界の闇落ち神様…