目次
第1部 法律事務職員の必要性とその価値(法律事務職員とは何者か?(豊かな法律事務所実現のために!)
法律事務職員活用と「非弁」
ニューヨークで学んだこれからの法律事務職員のあり方
法律事務職員の育成と日弁連能力認定制度等の活用
法律事務所の組織論のために)
第2部 法律事務職員との協働マニュアル(特別寄稿)
第3部 Q&A集
著者等紹介
長井友之[ナガイトモユキ]
たかさき法律事務所代表弁護士(群馬弁護士会)。日弁連弁護士業務改革委員会法律事務職員関連小委員会委員長。日本弁護士補助職協会理事。法律事務職員に関する主な活動歴(以下のシンポジウムの主導またはサポート)。1999年、盛岡シンポ「パラリーガル(分野制・一級秘書)の養成と活用」。2022年、名古屋シンポ「こうすりゃよかった!事務職員活用」
仁木恒夫[ニキツネオ]
大阪大学大学院法学研究科教授。九州大学法学部卒。九州大学助手、立教大学助手、久留米大学専任講師、大阪大学助教授を経て現職
平岡将人[ヒラオカマサト]
弁護士法人サリュ元代表弁護士。第一東京弁護士会所属。日弁連業務改革員会法律事務職員関連小委員会副委員長。日本弁護士補助職協会代表理事。弁護士ドットコム等で事務職員との協働に関する講演、セミナー多数
鈴木寿夫[スズキトシオ]
1955年生まれ。1980年から2013年まで東京都内の法律事務所で事務職員として勤務。法律事務職員として仕事をするなかで「法律事務職員研修」の必要性を痛感する。2013年上記小委員会に所属する弁護士及び協力事務職員の有志で「一般社団法人日本弁護士補助職協会」を設立。事務職員理事として参加、法律事務所を退職し専従事務局長を務める。日本弁護士連合会、東京弁護士会、第二東京弁護士会、横浜弁護士会、群馬弁護士会等で法律事務職員研修の講師を務め、その他の諸団体主催の研修会でも事務職員研修の講師を多数経験する。「私自身は比較的規模の大きな法律事務所に勤めることができて、恵まれた事務職員生活を全うすることができました。しかし、法律事務職員は、務めた法律事務所によって待遇もその後の事務職員生活も大きく異なってしまう現実があります。法律事務職員の研修をはじめとする育成システムが充実し、法律事務職員の業務が一つの専門職として確立されることが、多くの事務職員・弁護士にとってもまた法律事務所を利用する国民・社会にとっても有益なこととの思いで日々活動しています。」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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