内容説明
弁護人による初動対応から具体的な法廷弁護までの留意点を解説。窃盗症・性依存の問題について弁護活動の支えになる1冊!高齢者の万引き、摂食障害と万引きの症例についても解説。論考「その人にあった『刑罰』を考えるということ」を掲載。
目次
第1章 行為依存症者を弁護すること―本書の活用方法など
第2章 性依存と刑事弁護
第3章 性依存症者の地域トリートメント
第4章 窃盗症と刑事弁護
第5章 窃盗症における地域トリートメント
第6章 その人にあった「刑罰」を考えるということ
著者等紹介
神林美樹[カンバヤシミキ]
弁護士(弁護士法人ルミナス)。日弁連刑事弁護センター幹事(責任能力PT所属)。第一東京弁護士会刑事弁護委員会委員、裁判員裁判部会員等を務め、性依存・窃盗症などの行為依存の問題や、精神障害を抱えている方の弁護に注力している。第12回季刊刑事弁護新人賞最優秀賞
斉藤章佳[サイトウアキヨシ]
精神保健福祉士/社会福祉士(大船榎本クリニック精神保健福祉部長)。大卒後、アジア最大規模といわれる依存症施設である榎本クリニックにソーシャルワーカーとして、約20年に渡りアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・児童虐待・DV・クレプトマニアなど様々なアディクション問題に携わる。その後、2020年4月から現職。専門は加害者臨床で現在まで2000名以上の性犯罪者の治療に関わる。また、都内更生保護施設では長年「酒害・薬害教育プログラム」の講師をつとめている。小中学校では薬物乱用防止教育をはじめ、大学でも早期の依存症教育に積極的に取り組んでおり、全国での講演も含めその活動は幅広くマスコミでも度々取り上げられている
菅原直美[スガワラナオミ]
弁護士(多摩の森綜合法律事務所)。成城大学治療的司法研究センター客員研究員、保護司。日弁連刑事法制委員会幹事、弁護士会多摩支部刑事弁護委員
中原潤一[ナカハラジュンイチ]
弁護士(弁護士法人ルミナス・代表)。日弁連刑事弁護センター幹事(責任能力PT・法廷技術小委員会等に所属)、埼玉弁護士会裁判員制度委員会副委員長、子どもの権利委員会委員。獨協大学法科大学院特任助教(~2016年3月)等を務め、刑事弁護に注力している
丸山泰弘[マルヤマヤスヒロ]
立正大学法学部准教授(刑事政策・犯罪学)。博士(法学)。龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員、成城大学治療的司法研究センター客員研究員。2017年ロンドン大学バーベック校:客員研究員、2018年~2020年カリフォルニア大学バークレー校:客員研究員
林大悟[ハヤシダイゴ]
弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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