内容説明
信託もどき事例と危険な事例を多数紹介。依頼者からの相談に対する説明の要点、想定外の課税を避けるためのヒント、金融機関におけるチェックポイント、リーガルチェックをする者に求められる専門的知識、任意後見契約との併用の留意点―などについても紹介。
目次
序論 開化期を迎えた家族信託契約―家族民事信託を理解していただくために(家族信託契約の大きな役割;これまでの法制度では達成できないことを可能にする家族信託契約 ほか)
第1編 家族信託契約を知る―家族民事信託を利用する人のために(家族信託契約の法制度を知る;家族民事信託の基礎を知る ほか)
第2編 信託創造のための大事な知識―家族信託契約を創造する人のために(家族信託創造者の持つべき正しい知識;信託創造者のしごと ほか)
第3編 銀行等金融機関が納得する信託契約―金融機関も創造者も留意したい信託条項と実際に信託口座を開設できずに困っている事例(金融機関が納得できる信託行為を考える ほか)
第4編 家族信託契約と任意後見の併用―二つの契約のハイブリッド(任意後見契約との併用の必要性;任意後見契約との併用の留意点など ほか)
著者等紹介
遠藤英嗣[エンドウエイシ]
宮城県生まれ。弁護士。元東京法務局所属公証人(蒲田公証役場)。株式会社野村資産承継研究所研究理事。日本成年後見法学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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