証明軽減論と武器対等の原則―要件事実論批判・証明責任分配論と共に

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784817844071
  • NDC分類 327.22
  • Cコード C2032

内容説明

民事訴訟における当事者間の武器対等の原則の観点から証明軽減(証明度の引下げ・表見証明・証明妨害)を論じる意欲作!!併せて、証明責任の分配と「要件事実論」の関係についても詳論し、「要件事実論」の問題点を指摘する注目の書。

目次

事実認定における当事者の武器対等の原則と証明軽減
第1編 自由心証主義、証明度および証明責任の分配(民事証拠法の領域における武器対等の原則;環境民事訴訟における証明問題;情報・証拠の偏在と証明責任の分配および証明軽減の必要性―製造物責任訴訟と消費者契約法9条1号を中心に;事実認定における「経験則違背の上告可能性」と審理を尽くすべき裁判所の義務;損害賠償請求における因果関係の立証に関する一考察―自由心証と証明責任の交錯;過怠約款と執行文;民事保全における疎明責任とその分配;証拠法判例批評)
第2編 要件事実論批判(要件事実論と法学教育―要件事実論批判を中心に;法科大学院と民事実務教育)

著者等紹介

松本博之[マツモトヒロユキ]
1968年大阪市立大学法学部卒業。大阪市立大学法学部教授、龍谷大学法学部教授を経て、大阪市立大学名誉教授、法学博士(大阪市立大学)、名誉法学博士(フライブルグ大学)、日本民事訴訟法学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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