内容説明
児相で何が起きているのか?日々生じる126事案とその実践的な対応を解説!改正児童福祉法・児童虐待防止法に対応。
目次
第1章 子ども虐待対応
第2章 虐待対応上の諸問題
第3章 里親委託・施設入所中の問題
第4章 被措置児童等虐待
第5章 養子縁組
第6章 その他
巻末資料
著者等紹介
久保健二[クボケンジ]
平成2年3月熊本大学法学部卒業。同年4月福岡高等裁判所入庁。平成6年3月から平成20年3月まで(うち8か月間育児休業)裁判所書記官として福岡家裁支部において少年・家事事件を、福岡地裁本庁支部において、破産・競売事件、民事事件立会をそれぞれ担当。平成21年9月弁護士登録(旧62期。福岡県弁護士会子どもの権利委員会福祉小委員会所属)。平成23年4月から全国初の児童相談所常勤弁護士(特定任期付職員)として福岡市こども総合相談センターに着任。平成28年4月から一般職員として同センターのこども緊急支援課(※緊急に虐待対応を担当する課)課長に就任して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
102
仕事で読んだのだが、法律のことは難しい。作家の書く文でもないから余計わかりにくかった。マンツーマンで、図にして説明してほしい。おそらくそれでも私の頭には難しいかもしれないけれど。ドイツでの虐待に関する考え方に唸る。「児童虐待は社会的病理であり、この問題を手続あるいは罰則という側面からのみ解決しようとすることは適当ではない」とのこと。「支援を通じた両親との共同作業が重要」という。虐待をはたらく親の悲鳴は聞こえるつもりだ。だが、目の前の子の直視に耐えない虐待のあとを見せられると、親の手をとる気にはなれない。2018/05/14
ひろか
6
児童福祉司必携。とってもとっても勉強になりました。2016/11/13