技術法務のススメ―事業戦略から考える知財・契約プラクティス

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784817841681
  • NDC分類 507.2
  • Cコード C2032

出版社内容情報



鮫島 正洋[サメジママサヒロ]
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内容説明

知財戦略、共同開発契約、ライセンス契約、知財紛争実務サポートの決定版!知財、技術に関わる戦略立案、契約交渉、紛争解決について豊富な経験を有する弁護士が、得意分野についてノウハウを惜しみなく提供!戦略的マインドに基づく技術法務を志す方のための入門書!

目次

第1章 技術法務のススメ―この本で何を伝えたいのか世の中に技術法務という概念が必要であること(マーケットは常に歪んでいる…;技術法務のススメ ほか)
第2章 知財戦略を実現する(知財戦略セオリ編;知財マネジメントプラクティス編)
第3章 勝つ!リーガル・プラクティス(実践的契約書の起案法;特許ライセンス契約 ほか)
第4章 技術法務の真髄(社内の知財マネジメント体制を整備した例;知財の分析・コンサルティング例 ほか)

著者等紹介

鮫島正洋[サメジママサヒロ]
東京工業大学金属工学科卒業。1985年、藤倉電線株式会社(現(株)フジクラ)に入社、エンジニアとして電線材料開発に従事し、筆頭発明者として40件を超える特許出願を行う。同社在職中に弁理士資格を取得。1992年から日本アイ・ビー・エム株式会社知的財産部所属、IBM社のノーベル賞受賞発明(1987年)である酸化物高温超伝導にかかわる基本特許の権利化などの特許業務に携わる。1996年司法試験最終試験合格後、司法研修を経て、1999年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

6
4年半ぶりに読み返した。最近はこの辺りも理解しておいた方がいろいろと進めやすいので。前半部分は、知財を用いた事業戦略について書かれており、法的な知見というよりは、マーケティング的な知見が書かれている。後半部分は、具体的な契約書の類型を見ていくわけだけど、契約書の分析軸についても、主たる法律関係、従たる法律関係、その他一般条項という括りで分析しており、実務的にはこういう思考で頭と手を動かしているものの、他の本だと単なる条項羅列型の記載が多いので、一味違う切り口だと感じた。事業の文脈から語る本だという印象。2021/01/22

パキ

5
池井戸潤さんの「下町ロケット」に登場する弁護士のモデルになった方の本。 知財に強い弁護士だけあって、知財戦略というのがどういうものかを具体的に知ることができた。入門として最適だと思った。2016/03/26

ちくわ

3
素晴らしいの一言に尽きる。法律屋といえば、どうしても何のための法律かを意識せず、法律を用いること自体が自己目的化している人が散見される(いわゆる意見の押し付け)。そのような中で、本書は、「企業が利益をあげる」という明確な目的のために、知財戦略、法務戦略をハイブリッドした「技術法務」なる概念を用い、明確な企業戦略を提案する。文章も非常にわかりやすい。知財を扱うひとにはぜひ読んでもらいたい。メーカー法務の私には目から鱗。2016/07/17

obje

1
★★★★☆意外と良かった。大学の先生が書くような本と違い、実務に沿って分かりやすく書かれている。仕事に関係しなければ★3で良いと思う。2016/02/29

godubdub

1
読みやすく,いろいろと刺激を受けた。特定の分野だけではなく,横断的に論じるこういう本はありがたい。2014/12/03

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