出版社内容情報
ジェンダー法学会[ジエンダ?ホウガクカイ]
著・文・その他
三成 美保[]
著・文・その他
広渡 清吾[]
著・文・その他
目次
第1部 ジェンダー法学の成立―研究のインパクト(日本におけるジェンダー平等の受容と展開―ジェンダー法学成立の前提;女性差別撤廃条約の日本へのインパクト―CEDAWのコメントへの日本の対応を中心に;ケアの倫理と法―合衆国の同姓婚論争における平等概念を中心に)
第2部 挑戦としてのジェンダー法学―視座と人間像の転換(法制度としての性別;21世紀型(現代型)非対称関係における法の役割―ジェンダー法学の可能性と課題
平和・安全保障とジェンダーの主流化―安全保障理事会決議1325とその実施評価を題材として)
第3部 国際法のインパクト―ジェンダーの主流化へ(国際法/暴力/ジェンダー;女性差別撤廃条約―国家責任と被害者の救済;「法の支配」と男女共同参画―弁護士会が男女共同参画に取り組む意義)
第4部 実定法学と実務へのインパクト―新しい理論構築の試み(東日本大震災とジェンダー;ジェンダー視座による残業規制の分析―社縁社会からの緩やかな撤退の提示;平等論から人権論へ)