内容説明
中国は日本に何を求めているのか？「戦略的互恵関係」の裏に秘められた中国人のホンネを明らかにする。緊急対話「尖閣事件」はなぜ大事になったのか。
目次
序 「尖閣漁船衝突事件」はなぜ大事になったのか
第１部 中国人の不思議（日本観光の目的はショッピング；中国人から見た日本 ほか）
第２部 これが中国人だ（中国式社交辞令；国家・民族より一族が大事 ほか）
第３部 グローバルスタンダードと中国人（中国人の著作権思想；“気”と原子論 ほか）
総論 中国人の思考様式（林思雲）
あとがき―終わりのない対話へ（金谷譲）
著者等紹介
林思雲［リンスーユィン］
１９６３年中国南京市生まれ。１９８５年南京大学を卒業。１９９２年に留学のため来日。１９９６年に九州大学で工学博士号を取得後、日本の企業に就職。１９９７年以降、中国語ウェブサイト上で日中関係をはじめとする様々な分野について個人的な見解に基づく文章を発表し、多くの読者の関心を集めている
金谷譲［カナタニジョウ］
１９６０年兵庫県明石市生まれ。大阪外語大学・大阪大学卒、大阪大学大学院文学部修士課程修了。銀行員・ＮＧＯ研究員などを経て、現在は翻訳者。インターネット上で日本および北東アジア地域の政治・歴史・文化を主とする評論・翻訳・書評を発表している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まち
0
読んでよかったと思える一冊。両文化圏の差異を念頭に入れておくべき。2011/08/21
兵衛介
0
星の数ほど出ている中国人論の中でもこのシリーズは別格。2011/02/02
